オマーンは、トルコやドバイと並ぶ治安の良い国だって知ってましたか?女性でも安全に旅行できる治安の安定した国なんですよ。アラビア半島の東部に有り、首都はマスカット。緑や山があり、ウミガメの産卵やイルカウォッチングが出来るので、多くの観光客が訪れます。
イスラム圏の国ですから、女性はマナーを守って肌の露出を抑えた服装をしていれば快適な旅が出来ます。今日はそのオマーンの魅力的な観光スポットをご紹介します!
オマーンの治安は?女性が守るマナー【オマーンはどんな国?】
大半は砂漠地帯ですが、南部は降水量が多いため大自然やオアシスなどが広がっています。また、首都、マスカットは古代から続く歴史がある街中なので、古き良きアラブの雰囲気が楽しめると観光客から人気です。
日本からの直行便は出ていないので、ドバイ・アブダビ・カタール・トルコ経由等が有ります。ドバイから飛行機で一時間ほどです。マスカットに有るオマーン航空は砂漠の中に有りますが、快適でサービスもよいようです。
ビザについてですが、2018年3月からオンラインでのビザ取得が必要になっています。
オーマーンの治安は?女性が守るマナー【観光スポット】
国内は公共交通機関が発達していないので、オプショナルツアーがおすすめ。
ウミガメ観賞ツアー、世界遺産のアルバリード遺跡を巡るツアーなど様々なツアーが楽しめます。今回はオマーンのおすすめ観光スポットをご紹介しますので、訪れた際に参考にしてみて下さいね。
また、服装は相手に対する敬意の表れ、理想的服装は、長ズボンに薄手の長袖シャツです。暑いからといって髪や肌を出した女性は、人によっては売春婦とみなされることも有るので注意しましょう。
オマーンの国の習慣を守ることが、より安全で楽しい旅につながります。
★スルタン カブース グランド モスク
2001年に完成した、オマーン最大の大きさと言われるモスクです。400万平方メートルもある建物は伝統的なイスラム様式と近代建築を混合した造りで、全面大理石を使っているのが特徴的。
敷地内には噴水や庭園があり、夕暮れ時にはライトアップされるので、幻想的な雰囲気が楽しめますよ。
アブダビのグランド・モスクができる前は、アラビア半島で一番大きなモスクだったそうです。
このモスクだけは金曜日を除く8時から11時まで観光客に開放されているので是非訪れてみて下さい。
★マトラ・スーク
このスークには日用品から、アクセサリー、アラブのお香、骨とう品などが有るので、お土産探しに行かれると良いと思いますよ。
オマーンの海洋国家時代を思わせるコンパスや望遠鏡、アフリカの布「カンガ」なども売っています。近くにはゴールド・スークもあります。
★ムサンダム地方
ムサンダム半島沿岸のホルムズ海峡に面するオマーンの飛び地。アラブ首長国連邦に囲まれていて、マスカットからは飛行機で一時間くらい。「中東のフィヨルド」と呼ばれているそうです。
オマーンの砂漠地帯からは想像できないほどの真っ青な海が広がっています。ドルフィンウォッチングをはじめシュノーケリングやダイビングなど自然を体感できる場所としておすすめです。
秘境なのでツアーで行くことをお勧めします。
★ワディ シャーブ
スールから40kmほど北上したところのティウィ村にある渓谷。断崖絶壁の間にある自然が楽しめると地元の家族連れや観光客で人気のスポットとなっています。整備されたルートを歩いたり、綺麗な川で泳いだりと砂漠地帯が広がるオマーンからは想像できないオアシスが広がっています。
緑広がる大自然、巨大な岩山に囲まれ、その下をエメラルド色の小川が流れ、周りはレモン・バナナ・デーツの木や緑が生い茂っていて、岩がぐるっと取り巻く空間の中に5メートルほどの滝が!
正に秘境!こちらも地形が複雑ですからツアーで行ってください!
★ルブ アル ハリ砂漠 (サラーラ)
世界最大級といわれる大砂漠。植物すらなく360°見渡す限り砂漠が広がっています。そんな砂漠に1泊して夕日で赤く染まる砂丘、満点の星空が広がる夜空などが眺められるツアーが人気!
★ワヒバ砂漠 (マスカット近郊)
マスカット地区からは車で3時間半ほどの距離なので、「ルブ アリ ハリ砂漠」まで行く時間のない方はこちらがお勧め。広大な砂漠を100km/hものスピードで走るドライブは最高です。
観光用のラクダもいますので、乗って砂漠の中を回るのも良いのではないでしょうか?
近くに「ワディ バニ ハリッド」 というレストラン等がある観光地が有ります。
★ニズワ フォート
17世紀半ばにイマームよって建造された砦。広大な城内にはカフェスペースもあり、屋上からはニズワの街が一望できたり。
周辺には地元民が集まる市場やお土産屋さんなどもあり観光客に人気です。マスカットからも日帰りで訪れられるのでおすすめです。
★バハラフォート
ニズワから車で30分ほどのところに位置する、13~14世紀にこの地域を支配していたバヌ・ヌブハンという部族によって建てられた、全長12キロにも及ぶオマーン最大規模の城壁に囲まれたバハラ・フォート。
時にはこの地の為政者の居城となり、地域の監視塔の役目を果たすなど、時代によってさまざまな用途で使われてきた城塞。中はまるで迷路のように通路や部屋が入り組んでいます。
★国立博物館
オールドマスカット地区内の王宮アラム・パレスの正面に位置する博物館。できたばかりのこちらの建物は設備が新しかったり、オマーンの歴史を紹介する映像、王家関連の展示などが新しかったりと見応えある造り。
★ジャブリン城
バハラァ・フォートから車で10分ほどの距離に位置する、1671年に建てられたお城。こちらはイスラム法などの教育の場としても使われていました。
内部は当時のインテリアが再現されている部屋、天井の装飾が美しい部屋などがありシンプルな外観からは想像がつかない見応えある造り。
また屋上からは周辺が見渡せるのでおすすめ。
★ベイト アル ズベール
オマーンの伝統的工芸品が展示されている博物館。中庭にはオマーンのミニチュア模型があったり、小さい小川が流れていたりと充実した造りになっているのが特徴的。
また併設されたミュージアムショップではオマーンらしい石鹸、香水、絵葉書など洗練されたお土産が購入できます。カフェも館内にあるのでゆっくりと休憩しながら回れるのでおすすめ。
★バット、アル フトゥム、アル アインの古代遺跡群
首都マスカットから西方、ニズワから112Kmほどのところにある地域、バット周辺に点在する古代遺跡。1988年にユネスコの世界遺産に登録されました。
大きいものでは高さ10m、直径20mの塔が発掘されましたが、何を目的に建てられたかは未だ不明で謎多き遺跡として多くの観光客が足を運んでいます。丘の上にあるため、気温が低い時期に行くのがおすすめ
★ビマ シンクホール
隕石でできた穴と地元民には言い伝えられている場所です。長さ、深さともに20mにもなる大きな穴の中には綺麗なエメラルドグリーンの水が溜まっていて泳げるので大人も子供にも人気です。
大自然の美しさを楽しみに是非訪れてみてはいかがでしょうか?自然が作り出した神秘のプールがあります!
★ラス・アル・ジン
世界有数のウミガメの産卵地。
ウミガメのお母さんがわざわざ海からやってきて、卵を産み落としていき、再び海へ戻っていく姿を目の当たりにできるツアーが有るんですよ!
また、イルカやクジラも見れちゃうんですよ。是非ツアーに申し込んで、自然のイルカやクジラに有ってください!絶対感動すると思います。!
★マスカット ゲート博物館
オールド・マスカットの中心部から少し離れたところに位置する、大きな白い門が目印の博物館。両脇の階段から門の上に上がることができます
館内ではオールド・マスカット地区の成り立ちを写真で見ることができたり、テラス席から岩山と白い家の街並みが一望できたりとゆったり楽しめます。入場料は無料なので気軽に足を運んでみて下さいね。
★世界遺産「乳香の道」
乳香の木が植えられた保護公園「ワジ・ダウカ」や紀元前に乳香交易の場として使われた「ホール・ルーリ」など乳香交易に関する4箇所を含めた「乳香の土地」は、世界遺産に登録されています。
最も高価な香料の一つとされる樹木「フランキンセンス」を見ることができる場所。古代から中世初期にわたり交易で栄えた都市の遺跡です。
古代エジプトでも使われたという「乳香」。「乳香」とは、木の樹液が固まった樹脂で、炊くと神秘的な香りがし、古代の人々はその香りを「神の香り」と呼んだそうですよ。
「ウバール遺跡は」ドファール地方の北に位置する数千年も発見されなかったオマーン世界遺産の1つです。
アラビアンナイトやコーランにも登場し、かつては乳香の交易によって繁栄していた伝説の都市とされていましたが20世紀末に発見された古代都市。荒涼とした砂漠地帯の一角にあり現在もまだ整備が行われています。
まとめ
いかがでしたか?参考になったでしょうか?オマーンは「中東の日本」と言われるほど治安の良い国です。自然も多く、トレッキングやイルカ・ホエールウォッチングなども楽しめます。
ですが、旅行する際に現地の情報収集をし配慮をすることは、不要なトラブルに巻き込まれることから身を守ることにつながります。
最低限の心がけをすることで、楽しい旅行になります。
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