紫陽花は育てやすい花なので、鉢植えを持っている方もいると思いますが、最近しなしなになって元気がないとか、初めてで置き場所が解らないという方もいるかもしれません。
鉢植えの紫陽花の育て方 で、しなしなになってしまった場合の対処方法と置き場所について調べてみました。
原因をつきとめて紫陽花が毎年綺麗に咲くように改善してあげましょう
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになったら?【紫陽花とは?】
紫陽花は、とても水を好む植物ですが、水切れに弱く、乾燥したまま放っておくと花が咲かなくなったり、枯れてしまったりすることもあるので注意が必要です。
水やりの時も葉をよけて土に水がかかるように与えましょう。また、単純に鉢土の量が少なすぎる場合があります。購入した場合は株の大きさに対して鉢が小さすぎることが多いので、きをつけてください。
葉先などが茶色く変色してくることがありますが、春に新芽が出る時、品種によっては新芽の色がとても濃く、茶色に見えることがあるので、問題ありませんが、、緑色をしていたはずの葉が茶色くなった場合は問題。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法は?【水やり】
紫陽花の水やりは、5月から10月までの暑い時期、可能であれば朝夕の2回水やりをします。
鉢の底から水が流れ出るくらいに、たっぷりとあげてください。
11月から3月までは毎日1回、真冬日には2日に1回程度で水やりします。一年を通して土の通気性が高いことが重要です。
水受け皿をしようしている場合には、必ず溜まっている水を早目に除去してください。
水切れには2つのパターンがあります。
土が乾いただけの場合と、根詰まりを起こしてうまく水を吸い上げることができなかった場合。
土が乾いている場合は、水を与えた後半日ほど経って症状が軽くなっていれば、水切れを起こしていた可能性が高いです。
鉢の裏の穴を見て、穴から根が見える場合は、根詰まりを起こしている可能性が高いので、株分けして植え替えるか一回り大きい鉢に植え替えるなどの対処が必要です。(根詰まりしていると、肥料成分も吸い上げられないので葉が黄色く変色する可能性が有ります。)
反対に、土が湿っているのにぐったりとしている場合は、根腐れを起こしている可能性が高いです。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法【置き場所】
紫陽花は、品種によって好む日照条件や時間が異なります。
半日陰を好む場合日当たりが強すぎる場所、特に西日が強く当たる場所などは、葉焼けを起こし葉の先端が茶色くなります。
日向を好むものであれば、一日中日当たりの良い場所でも、葉焼けを起こすことはあまりありません。ご自分の紫陽花が日向を好むか調べておくことをお勧めします。
葉焼けしている紫陽花を見つけたら、午前中に光が当たるような、半日陰の場所に移動してみて下さい。症状が改善するようであれば、日向よりも半日陰の方を好む品種ということになります。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法【植え替え】
根詰まりを起こしている場合などで植え替えが必要な場合
株分けをするか、鉢を大きくするのが良いのですが、どうしても鉢のサイズを大きくできない場合は、根鉢を三分の一ほどくずして根を整理してから植え替えます。
ただし、真夏はあまり根を触るのは良くありません。どうしても真夏に植え替えが必要になった場合は、鉢のサイズを大きくし、通常の植え替え適期に根の整理をすると良いです。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法【根腐れ】
根腐れは、水のやりすぎによって起こることが多く、一度鉢から根鉢を抜き、土の状態を確認してください。
土自体が粘土質などで水はけの悪い状態であれば、三分の一ほど根鉢を崩してから、新しい培養土などを使って植え替えます。
茶色~黒に変色している根は、傷んでいる根なので、ハサミで切って取り除いておきます。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法【花が終わった後】
花が終わったら花ガラを摘み、一回り大きい鉢に植え替えましょう。土の状態が悪くなければ、根を崩さなくても構いません。土の量が増えることで、過乾燥になるのを防ぐことができますよ。
用土は紫陽花専用の物も有りますが、市販されている草花用の培養土でも大丈夫です。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法【肥料】
紫陽花は葉を茂らせ、花を咲かせるために肥料が必要になります。
鉢植えの場合、鉢底から余分な水と一緒に、肥料成分も流れてしまいますので。葉色が悪くなってきたら、薄めに作った液体肥料を与えてみて、症状が改善されるようであれば、肥料切れが原因ということになります。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなにならない為には?【春夏秋冬別の注意点】
鉢植えの紫陽花は水切れしやすいので、1年中水やりが必要です。
毎日土の表面をチェックして、乾いていたら水を与えることが大切です。ベランダで鉢植えを育てている場合は、特に乾燥しやすいので注意しましょう。
【水やり】
鉢植えは、水さし口をつけたジョウロで株元にやさしく、鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりとあげて下さい。
挿し木で生育中の鉢やポットには、はす口をつけたジョウロで、やさしく水をあげるようにしてください。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法と置き場所は?【春】
春は紫陽花が園芸店などで販売され始める時期なので、栽培を始める人も多いと思います。
紫陽花が生長するシーズンでもあり、葉を展開し、花を咲かせるのにたくさんの水を必要とするので、水切れに注意が必要です。水やりは朝か夕方、土の表面が乾いていたら行ってください。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法と置き場所は?【夏】
夏は紫陽花が最も水切れを起こしやすい季節です。この時期に水分が不足すると、葉焼けを起こし、株全体がダメージを受けてしまうこともありますので気を付けましょう。
鉢植えは、梅雨の時期も雨が降ったからと油断せずに土の乾き具合をチェックしてください。
花や葉の陰になった土は乾いていることがあるので要注意です。
梅雨が明け真夏になったら、鉢植えの紫陽花には早朝と夕方の1日2回を基本に、土の表面が乾いていたら、日中でも水をあげて下さい。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法と置き場所は?【秋】
最近は10月頃まで暑さが続いているので水切れには注意が必要です。鉢植えは1日1回水やりを行って下さい。
気温が下がり始め冬に近づくと紫陽花は葉を落として休眠期に入ります。
葉がなくなると葉からの蒸散がなくなるため乾きにくくなりますが、鉢植えには水やりが必要なので、表面の土が乾いていたら、午前中に水やりをしてください。
紫陽花の育て方!鉢植えがしなしなになった時の対処法と置き場所は?【冬】
鉢植えの紫陽花は水切れした状態で放っておくと枯れてしまいますので、冬でも土の表面が乾いたら、午前中にたっぷり水を与えてください。
ですが、夕方以降の水やりは、土中に残った水分が凍って根を傷める可能性が有るので気を付けて下さい。
また、寒風に吹きさらされる場所に置いておくと、乾燥しやすいだけでなく、芽を傷めてしまうので、軒下などの風のあたりにくい場所に鉢を移動させて春を待ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?参考になったでしょうか?紫陽花は最近ではギフトにも選ばれるようになり、鉢植えの紫陽花をプレゼントされた方も多いと思います。
紫陽花は育てやすい花ですが、もしもちょっと元気がないかな?と思ったらこの記事を参考にしていただけたらと思います。
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