蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!

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京都にも蓮の花の開花時期が近づいてきましたね。

蓮の花仏教では泥水の中から美しい花を咲かせる姿から蓮を仏の智慧慈悲の象徴として重要視しているそうです。

は私たちの人生のつらいこと悲しいこと苦しいこと例えられ、 蓮の花とは、人生の中で花を咲かせること、私たちの人間としての成長を表しているのだそうです。

そこで、京都蓮の花エリアマップ開花時期を紹介します。

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蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所!【蓮(ハス)の花と睡蓮(スイレン)はどんな花?】

蓮(ハス)の花白亜紀後期の1億年前には存在していたといわれる植物の中でも最古のものの一つ

7~8月に水上に突き出た花茎の先に花をつけ、花の色は紅色(ピンク)または白、花は朝早くに開き、昼過ぎの15時頃には閉じてしまい、開閉を3日繰り返した後4日目に落花してしまいます。

何ともはかない命ですよね。は水面から高く上がった所き、高さは約1mにもなるそうですよ。ハスの葉には撥水性があり、水を掛けるとコロコロとした水玉になる(ロータス効果)が有るのが特徴。

 

睡蓮(スイレン)はナイル川の河畔に多く自生し「ナイルの花嫁」の別名を持ち、古代エジプトでは神聖視され現在もエジプトの国花になっています。

 

睡蓮(スイレン)の大きな特徴 水面に深い切り込みが1本入った円形の葉と花を浮かせます(ただし熱帯スイレンの中には葉や花を立たせるものもあり)

 

開花時期5~9月と長く、花は3~4cmの大きさで色は白色(ヒツジグサ以外では黄色、ピンク、赤などの色もあり)。夕方になると眠る(睡る)ように花を閉じてしまいます。

 

スイレン属は熱帯から温帯にかけて広く分布し、日本では全国の池や沼に広く分布しています。睡蓮は水辺に咲くことから、花を摘み取ろうとすると魔物によって水中に引きずり込まれるという伝説がドイツなどヨーロッパ各地にあるそうですよ。ちょっと怖いですね。。。。

 

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蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる【蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の名所】

蓮の花と睡蓮の花を愛でる事のできる名所をエリア別に地図にしてみましたのでご紹介します。

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる【蓮の花と睡蓮の名所】

 

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【東寺】

引用:ヤフーブログ

東寺の蓮の花が咲く場所は、東門から入ってすぐの無料のエリア、蓮の他にも柳や松の緑、百日紅の花も咲き、大変美しいです。

 

東寺の金堂や講堂、五重塔の周辺には美しい池泉回遊式庭園が広がっていて、四季折々の花が咲き、夏は木陰も多く散策にはもってこいです。ただし、金堂と講堂は、拝観料金が必要になります。

 

毎月21日の弘法さんには弘法市の他にもガラクタ市をやってるので、掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。

蓮の見頃:7月中頃から8月上旬

アクセス:JR京都駅より徒歩15分

東寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【東本願寺・渉成園

引用:京都もよう

南側のお堀に蓮の花が咲いています。広い場所ではありませんが蓮の種類も多く華やかな大きな花を咲かせていますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

こちらの蓮の花は毎年とても大きな花を咲かせます。境内にはクーラーのきいた休憩室が用意されているので猛暑の京都、蓮を鑑賞した後に涼ませていただくことができます。

アクセス:JR京都駅より徒歩7分

渉成園(東本願寺の飛地境内)

引用:京都花日記

10,600坪ある庭園の約1/6(1,700坪)を占める印月池を睡蓮が覆うように花をつけています。同時期にはキショウブ(黄菖蒲)やカキツバタ(杜若)も見られますよ。

アクセス:JR京都駅より徒歩10分

渉成園公式サイトはこちら

 

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【立本寺】

引用:アメブロ

西陣にある立本寺では、本堂の前に蓮の鉢が置かれています。鉢の中には、メダカも泳いでいました。境内はこじんまりとしていて、近所の方が散歩がてら通るような親近感のある寺院です

 

春は大きな枝垂桜が見事に咲き桜の名所としても有名な寺院なのですよ。

 

こちらには、2019年3月後半からオープンした訪日外国人専門の旅行会社TASが展開している、お洒落で新しいタイプの宿坊があります。

時間 9:00~17:00
アクセス 市バス「千本中立売」下車、徒歩10分

立本寺公式サイトはこちら

立本寺・宿坊

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【平安神宮】

引用:kyotokoto

桓武天皇によって長岡京から平安京へ都が移された10月22日を記念して、 毎年10月22日には京都三大祭のひとつに数えられる時代祭が行われ、平安時代から明治維新に至る約1000年間の京都の時代風俗を再現した、華麗な行列が京都市中を歩きます。

 

平安神宮を囲むように境内の東西に整備された池回遊式庭園の広さは3万3千㎡。南、西、中、東の名を冠した4つのエリアに区分され、池では見頃を終えた蓮の花が咲き誇ります。

蓮の見ごろ:5月中旬から9月上旬

アクセス:JR京都駅・阪急河原町駅から市バス5系統に乗車。
平安神宮前で下車、すぐ。

電車:京阪三条駅、神宮丸太町より歩いて15分。

地下鉄東山駅より歩いて10分です。

5月中~7月にかけ西神苑の白虎池と飛び石(臥龍橋)を渡るのが楽しい中神苑の蒼龍池では池畔に咲く花菖蒲の群生と水面に咲く赤や黄色、ピンク色の睡蓮を同時に楽しめる

平安神宮の公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【大蓮寺】

引用:大蓮寺

大蓮寺の本堂前に沢山の蓮の鉢があり、白、赤、黄、ピンク等40数品種あり、6月下旬から8月中旬頃まで咲きます。

 

大蓮寺で人気と言えば、「走り坊主さん」も人気があります。走り坊主さんとは、大蓮寺の籏玄教の事で、

籏玄教は、お寺に参拝困難な妊婦さんに。京都中を走って安産阿弥陀如来の御寶号を届けた人物で、大蓮寺の足腰健常の御守りにもなっていて、大蓮寺のマスコットキャラクターです。

見頃時期は、6月中頃から7月下旬

アクセス:市バス東山二条・東山仁王門バス停より徒歩3分

京阪電車三条京阪駅より徒歩15分

大蓮寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【南禅寺・天授庵(スイレン)】

引用:prado photography

南禅寺は勅使門の前に蓮池があります。境内の外に有る為穴場になっていて、蓮池の中央には石橋が有り何とも言えない味を出しています。

 

門を入ると白砂を背景に杉苔があり、桔梗が植えられていて、緑が多く、苔と青もみじの緑が映える庭園。

 

枯山水方丈前庭に沙羅の木(ナツツバキ)があり、白い花をつけます。
南庭は池泉回遊式庭園になっていて、白い睡蓮の花が咲き、池には鯉も泳いでいて、静けさが別世界へ来たような気持ちにさせてくれます。

 

アクセス: 電車 東西線 蹴上駅下車、徒歩10分です。「ねじりまんぽ」と呼ばれる隧道を抜けると境内への近道です。

市バス:東天王町下車または南禅寺・永観堂道下車、徒歩10分です。

南禅寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【天龍寺】

引用:LINEトラベル

天龍寺は、臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、後醍醐天皇の霊を慰めるため、創建されてました。

 

蓮を見る事が出来るのは、放生池。天龍寺の放生池は、勅使門と法堂の間にある池で、池の真ん中には石橋が架かっており、左右に池は分かれています。

 

放生池は、捕まえた鳥や魚を生きたまま逃がすための池の事。夏なると天龍寺の放生池は、蓮で覆われ見ごたえがありますよ。

見頃の時期は、7月中旬~8月中旬で

開門は、8時30分です。

アクセス:JR京都駅から嵯峨野線で嵯峨嵐山駅下車 徒歩13分

嵐電(京福電車)嵐山駅からすぐ。 阪急電車・嵐山駅から徒歩15分

市バス:11・28・92番の乗車して、嵐山天龍寺前で下車すぐ。

天龍寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【大覚寺】

引用:biglobeウェブ

大沢池は唐の洞庭湖を模して作られた日本最古の林泉式庭園に蓮と睡蓮が咲き誇ります。
池に張り出すような観月台。蓮と睡蓮と小さな浮草が不思議な光景をかもし出しています。

 

蓮の数は、約3,000株。毎年、8月20日お盆の締めくくり行事として、嵯峨の送り火「大覚寺宵弘法」を奉修。大沢池に祭壇を設け、たくさんの灯籠が灯り、とても素敵な風景になります。

 

見頃の時期は、7月中旬から8月中旬

拝観時間は、9時から17時

アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」徒歩17分

大覚寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【龍安寺】

引用:ヤフーブログ

室町時代細川勝元の創建になる龍安寺、寺の南側に位置する鏡容池は、当時鴛鴦(おしどり)の名所として知られ池を中心とした池泉回遊式庭園の方が有名で、石庭は余り知られていなかったと云われています。

 

5月下~9月中旬にかけて鏡容池に赤や白、黄色の色とりどりの睡蓮が池を覆うように花を咲かせ、池畔に咲く杜若とのコラボも楽しめます。

見頃:6月中旬から7月下旬

アクセス:京都市バス 「龍安寺前」 下車すぐ

電車:京福電鉄  「龍安寺」  下車北へ徒歩10分

龍安寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【法金剛院(蓮&睡蓮)】

引用:MKタクシー

7月から8月にかけて、約90種類もの蓮が境内に所狭しと咲き、さながら極楽浄土のような光景が広がります。蓮は早朝に美しく咲くため、見頃の期間中は午前7時から開門してくれる蓮の名所。

 

「青女の滝」と呼ばれる巨石を並べた人工の滝は日本でも最古のものとされる貴重な遺構が残る庭園でもある

住所:京都府京都市右京区花園扇野町49

観蓮会:2018年7月7日~29日

拝観時間:9:00~16:00(観蓮会時期は7:00開門)

アクセス:JR嵯峨野山陰線「花園」下車徒歩約2分、市バス「花園扇野町」下車すぐ

法金剛院公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【長岡天満宮(八条ケ池)】

引用:阪急電鉄

長岡京市と友好都市である中国・寧波市から寄贈された西湖紅蓮が約300株が植えられています。蓮・睡蓮が咲いている場所は、八条ヶ池の中之島北側、正面入口から大鳥居をくぐり、キリシマツツジが植えられている参道を通ったところ。

 

キリシマツツジの参道途中で池にかかる橋(水上橋)がありますので、そこを右へすすむと中之島方面に向かうことができます。

 

このエリアは無料なのですが、水上橋の開門時間が決まっていて、4~9月は午前7:00~午後6:00までとなっています。

見頃の時期は スイレン 5月上旬~8月下旬  ハス 約300株 7月上旬~8月中旬

アクセス

阪急:長岡天神駅→徒歩 10分
JR:長岡京駅→徒歩 15分

長岡天満公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【勧修寺】

引用:icotto

氷室池の水面には睡蓮の花が静かに咲き、タイミングが合えば青もみじ、蓮、睡蓮を同時に愛でることが出来る。
蓮と睡蓮は同じ池に咲いていて、観光客が少ない穴場スポットなのでゆっくり見ることが出来ます。

見ごろは、5月中旬から6月下旬

アクセス: 地下鉄東西線 小野下車 徒歩西へ6分

勧修寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!【平等院】

引用:gooブログ

江戸時代の地層から発見された蓮のタネは平等院固有の品種で「平等院蓮」と呼ばれ
毎年綺麗な花を咲かせています。平等院蓮は純白の大輪で、葉脈が透き通るほど花弁が薄いのが特長。

大きな鉢で育てられ、鳳凰堂正面の苑路に4鉢が置かれています。この4鉢の蓮には8個ほどの蕾があり、今後も開花が期待される。

 

院内の苑路の所々には平等院蓮の他に、約10種類以上の通常の蓮が鉢で展示され、阿字池には睡蓮が咲き誇っています。

蓮の見頃は6月下旬から8月上旬

睡蓮の見頃は5月下旬から9月

アクセス:宇治駅より徒歩10分

平等院公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!三室戸寺(蓮&睡蓮)】

引用:京都旅屋

山の斜面を利用した美しい庭園は紫陽花の季節には見事な花を見せてくれ、その紫陽花の花が終わるころ、本堂前の「蓮園」には、100種、250鉢の色とりどりの蓮(はす)が咲きます。

 

三室戸寺の蓮は珍種の蓮「大洒錦」有名な大賀ハス、古代バス、青円寺ハス、陽山紅、ミセススローカムなど100種もあり、しゃくなげのような八重の蓮が極楽浄土さながらの風景で、とても美しいです。

 

三室戸寺は、一つの茎に花が二つつく「双頭蓮(そうとうれん)」が咲くことがあります。これは蓮の突然変異の一種なのですが、ぜひ今年も咲いてほしいですよね。

 

毎年、7月上旬(2018年は7月13日(金))にハス酒を楽しむ会が開催され、朝9時から正午まで、先着300名に有料500円でハス酒をいただくことができます。

正午までですが、TVなどでも話題になって大変人気のため、例年11時頃には、定員に達し、終了しますのでお早めに行かれることをお勧めします。

 

蓮の観覧期間:令和元年6月下旬~8月上旬頃

時間:8時30分~16時30分

アクセス‎: ‎三室戸駅下車 東へ徒歩約15分

三室戸寺公式サイトはこちら

蓮の花の開花時期!京都で睡蓮と共に愛でる名所のエリアマップ!萬福寺(蓮&睡蓮)】

引用:フォトグラ

萬福寺は中国様式の禅寺として知られ、すべて中国の黄檗山萬福寺を模して建てられており、
儀式や作法 伽藍配置 仏像 書画など も中国・明代の様式。読経や法式もすべて中国式、中国語で行われてきたそうですよ。

 

大雄宝殿の前は高くなっており砂庭のようになっていて、夏には境内の石畳の参道沿いに多種多様な鮮やかな蓮鉢が並び、青もみじなどの緑も映え、美しい蓮の花とのコラボレーションなどが楽しめ、睡蓮も見ることが出来ます。

 

また、萬福寺では、1本の茎から二つの花をつける珍しいハス「双 頭 蓮 (そうとうれん)」が開花する事があるそうなので、楽しみですね。

萬福寺を代表する魚の形をした開版(かいぱん)という時刻を知らせる法具があり、現在も利用されているそうです。

予約すれば隠元禅師から伝わる300余年の悠久の味普茶料理や普茶弁当がいただけますので、旅の思い出にいかがでしょうか?

アクセス:JR・京阪「黄檗駅」徒歩5分

萬福寺公式サイトはこちら

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美しい蓮の花を見て夏の暑さをしばし忘れてください。

いかがでしたか?夏の京都。盆地の為とても暑いですが、そんな中でも涼しさを感じる事が出来る蓮の花と睡蓮を愛でる事のできる名所をご紹介させていただきました。

 

エリアマップは解りやすいようにエリアごとに色分けしましたので、参考にしていただければと思います。

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