トルコ観光を考えている方、もちろんベストシーズンに行きたいですよね!
トルコは中東と言われますが、日本同様に四季が有るんですよ!
トルコは親日国でもありますし、困っていそうな人を見ると皆が集まってきて助けようとしてくれる。
心がまさにバリアフリー!そんな心の温かい人が多いトルコ観光を考えている人に観光地別の観光スポットをご紹介します!
トルコ観光ベストシーズン【トルコはどんな国?】
トルコ観光へ行く前にトルコの歴史を簡単にお話しします。
アナトリア地方に人が住み始めた旧石器時代に最初の統一王国ヒッタイトが現れ、その後ペルシア帝国時代が始まり、ペルガモン王国が繁栄します。
その後ローマに制圧されローマ帝国。ここからアナトリア全域を支配し後にビザンツ帝国とよばれる時代を築きます(コンスタンティノープル(イスタンブール)に遷都)。
その後セルジューク朝に敗れイスラムのトルコ系王朝が栄えます(首都はコンヤ)。
一時モンゴル帝国の支配下になり、乱世を経て、1299年オスマン朝が成立(首都はブルサ)1923年10月29日トルコ共和国が成立(首都はアンカラ)し現在に至ります。
トルコおすすめ観光スポット!
トルコのベストシーズンは5月~9月です。
夏は日差しが強いですが、湿度が低いのでカラッとしていてすごしやすいですよ。
イスタンブール【トルコの玄関口】
トルコの玄関口であるイスタンブールはかつて世界を制したたオスマン帝国の首都。(現在の首都はアンカラ)多くの観光スポットが有るんですよ。
【トプカプ宮殿】かつてのスルタンの生活が垣間見える
「スプーンダイヤ」と呼ばれる大きなダイヤモンドなど多くの宝物が見られ、美しい庭園からはボスポラス海峡やマルマラ海の絶景が見られます。
かつてのスルタンの生活が垣間見える場所です。
預言者ムハンマドSWの遺品などもオスマン帝国時代にマディーナから移しているので一部見ることが出来ます。
【スルタン・アフメット・ジャミイ】(ブルーモスク)
イスタンブールの代表的な建物で、青い装飾やステンドグラスが多いのでブルーモスクと呼ばれています。
モスクの周りは公園や花壇などが作られ春には綺麗な花が咲き誇っていて屋台も出ていますよ。
【ヤソフィヤ 】教会からモスクへ変わった歴史が見れる
キリスト教の教会だった建物をオスマン帝国時代にモスクとして利用し、建国の父アタトゥルクにより博物館として利用できるようになりました。
その為異宗教の文化が混在する貴重な建物として残されています。
アヤソフィアの中にある扉は「ノアの箱舟」の一部から出来ていたり、一度塗りつぶされていたキリストの絵等が見られます。
【グランドバザール】門が20もあるので迷子に注意
ランプ・飾り皿・香辛料・スカーフ等と色々な物が売っています。
中には日本語の看板が逆さになってたり(笑)とにかく広い!横道にもいっぱいあるので迷子になりそうなくらいです。
【イスタンブール考古学博物館】古代史が一気に学べる
3つの博物館が有り、古代オリエント博物館、考古学博物館、陶磁器博物館に分かれています。
ヒッタイトなどの古代文明から、ギリシア、ローマ、オスマントルコまで、紀元前後の貴重なコレクションが見れます。
古代史好きにはたまらない場所です!
【カッパドキア】妖精の煙突を気球から見れる
カッパドキアは古代ヒッタイト王国が軍の本拠地としていた場所で。
自然が作り出した「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩群や青銅器時代に洞穴に住む人々によって谷の斜面に彫られ、後にキリスト教徒によって隠れ家として使用された洞窟の住居群やなど多くの観光スポットが有ります。
早朝からの気球ツアーは最高です!
【ギョレメ野外博物館】地下都市や洞窟住居
4世紀、ローマ帝国の迫害を受けたキリスト教徒たちが隠れ住み、岩の中を削り教会を作りました。
その後、東方からアラブ人やイスラム勢力が侵入し、この地で暮らす人々は、彼らの侵略者から身を守るために洞窟や地下都市に隠れて暮らしました。
フレスコ画が描かれた教会の見学が出来ます。
【カイマルク地下都市】
View this post on Instagram
カッパドキアのカイマルク地下都市。地下8階の巨大な地下都市ですが通路めっちゃ狭いです。 #カッパドキア #トルコ旅行 #カイマルク地下都市 #狭い通路
地下8階の巨大な地下都市。礼拝堂、台所、寝室、学校の教室、家畜小屋などがあり、多くのキリスト教徒達が生活していたと言われています。
【パシャバー国立公園】妖精の煙突
妖精の煙突とかキノコ岩と呼ばれる奇岩群が有ります。この不思議な自然現象は度重なる噴火による凝灰岩が、風雨の浸食によって出来たんですよ。
【気球ツアー】
「気球ツアー」は事前に予約して参加する形です。
直接予約も出来ますが、旅行会社でオプショナルツアーが付いている事が多いので聞いてみると良いと思います。
朝日とカッパドキアの雄大なロケーションを気球に乗って見ることが出来ます。
【ハットゥシャシュ遺跡 】
かつて栄えたヒッタイト王国の首都の遺跡です。
アナトリア高原中央部に位置する、トルコの小さな村、ボアズカレに有ります。
ヒッタイト王国は、かつてエジプト、アッシリア、バビロニアとともに、世界に名を馳せた強国。
さまざまな遺跡が発掘されましたが、王国や民族についての詳細は、いまだ多くの謎に包まれたままです。
紀元前13世紀に世界最初の平和条約「不可侵条約」がエジプトとの間で締結された場所で、ハットゥシャシュ遺跡は城壁に囲まれ、神殿や城塞、現存しているのは幾つかの門や城門の一部だけで、主な遺跡はアンカラに有る「アナトリア文明博物館」に有ります。
ハットゥシャシュへの行き方は少し複雑なので、アンカラやカッパドキアから催行されているツアーを利用するのがおすすめです。
トルコの首都【アンカラ】
トルコの独立の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが独立戦争を指揮するための基地としてこの地を選びました。
トルコ共和国建国の時、1923年10月13日(祝日になります。)にここが首都として指名されることになり、現在にまで至ります。
【アタチュルク廟】
トルコ革命の指導者であり、トルコ建国の父ともいわれている初代大統領ムスタファ・ケマル・アタチュルクが眠る霊廟。
博物館が併設されていて、アタチュルクの衣服や直筆の書といったゆかりの品が展示されていています。大広場からはアンカラの街が一望できますよ。
【アナトリア文明博物館】ハットゥシャシュの遺跡が展示
アナトリア高原の遺跡(ハットゥシャシュ)から出土した石板、壺、鉄製の装飾品などが数多く展示されており、当時の文明を知ることができます。
特に高い製鉄技術を持っていたことで知られるヒッタイト人が残した鉄製品は、約4000年以上前のものとは思えないほど精巧な仕上がりです。
展示は旧石器時代から始まり、ローマ、ビザンチン時代にいたるまで、歴史の流れに沿って見学ができます。
【アンカラ城】
アンカラの旧市街にある、アンカラの町の象徴ともいえる要塞です。
ごつごつとした溶岩石がむきだしとなった複雑な丘の上に築かれたこの城は様々な支配者たちの住居となってきました。
城壁の一番上まで上ると、アンカラ市内の景色が一望でるんですよ。
この城壁内は小さな町のようになっており、古い建築物が数多く立ち並んでいます。
【コジャテペ・モスク】
アンカラの中でも最大級のモスクです。
豪華な内装がされており、ほとんどの街中で見えるほどの大きさを誇り、隣にショッピングセンターがあり、屋台、レストラン、ホテル、カフェなどが有ります。
【旧市街 ウルス】
ウルス地区には中東らしさが垣間見える市場です。
市民たちの憩いの場にもなっているゲンチリッキ公園では、ハジュ・バイラム・ジャーミィ、アウグストス神殿跡などが有り、ローマ遺跡もあちこちにあります。
市内にロープウェイが有って、市民の足となっているので観光用ではないですが、アンカラ市内を真上から見れるのはなかなか良い気分でした。
【ギョルバシュ湖】
アンカラ郊外にあるとても美しい自然保護区域になっている湖です。
その周辺には、便利な観光施設が沢山あり、湖の周辺は、野鳥の自然の繁殖地となっていて、野鳥愛好家のために観察塔も設置されています。
特に渡りの季節である春と秋には鶴などの水鳥たちが観察できますよ。
トルコ観光のベストシーズンは? 【エーゲ海・地中海沿岸】
トルコとギリシャとの間に広がるエーゲ海・地中海沿岸のオススメの場所を紹介します。
【アンタルヤ エーゲ海】高級リゾート地
アンタルヤ周辺は、リゾート地としても有名で、「トルコのリビエラ」といわれ、高級リゾートが立ち並んでいます。
近郊のアスペンドスにはローマ劇場がほぼ完全な状態で残されていて、いまもコンサートなどで使用されているというので驚きです!
【イズミール エーゲ海】旧約聖書にも書かれている都市
世界最大級の古代遺跡のある場所です。
円形劇場、ハドリアヌスの神殿、セルスス図書館、アルカディア通りなどがあるイズミールの「エフェソス」は旧約聖書にも登場する古代都市なんですよ。
最も栄えていたローマ時代の建物がいまも建ち並んでいます。
【ボドルム 地中海】十字軍の要塞都市だった
エーゲ海に面したトルコ随一のリゾート地であり、中世には十字軍の要塞都市として栄えました。
マリーナを見下ろせる丘の上には、聖ヨハネ騎士団が建てたボドルム城が立っているんですよ!
【トロイ】
「トロイの木馬」・トロイ遺跡はホメロスの叙事詩「イリアス」の中で語られたトロイ戦争の舞台。19世紀考古学史上最も劇的な発見として有名です。
【パムッカレ】
パムッカレには、雪のように白い石灰棚。
その上に広がるヒエラポリス遺跡。
紀元前190年にペルガモン王国の都市として建設され、ローマ帝国に征服されてからは温泉保養地として繁栄を極めました。
円形劇場やローマ式の大浴場跡などの遺跡が残り、今に往時を伝えます。
パムッカレ・テルメルの温泉プールの底にはローマ時代の遺跡が沈み、水着を着用して入ることが出来ます。
トルコ観光するなら5月~9月に行きましょう!
いかがですか?観光したい場所は有ったでしょうか?トルコは世界遺産も多くまだまだ紹介しきれていません。
各地域の見どころ等をもっと詳しく別の記事で随時ご紹介していきますので、是非そちらの記事も参考にしていただけたらと思います。
関連記事
コメント
[…] トルコ観光のベストシーズンはいつ?観光名所や観光地別にご紹介! […]
[…] トルコ観光のベストシーズンはいつ?観光名所や観光地別にご紹介! […]
[…] トルコ観光のベストシーズンを観光地別にご紹介!! […]