インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?

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インドへ旅行に行って食中毒になったという話は聞きますが、それでもインド旅行へ行ってみたいと思う方もいるのではないでしょうか?

 

実は私もその一人。食中毒や食あたりになる原因や対策を知っておけば役に立つはず。

 

それでもうっかりミスでお腹を壊してしまった時の対策や薬も用意しておくのが良いかと思います。

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インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【体調不良の原因は?】

体調不良の原因は何なのか?インド旅行へ行って楽しもうと思ったのに寝込んだり、トイレの往復。病院に運ばれた等、どの様な事でそのような状態に陥ったのかまとめてみました。

インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【ガンジス川】

インド・ヴァラナシでの見どころは何といってもガンジス川ですよね。

 

聖なるガンジス川が流れるこの街には、毎日インド中から多くの巡礼者と、世界中から観光客が集まります。

 

ヒンドゥー教の教えでは、「人間はガンジスより生まれ、ガンジスに帰る」と信じられている為、死んだ後、このヴァラナシで死体を荼毘に付して、その灰をガンジス川に流すことが、ヒンドゥー教徒にとっては最高の葬儀とされています。

なので、ヴァラナシのガンジス川の河岸では、24時間、常に誰かの遺体が燃やされている。しかしながら、金銭的な余裕のない方々は遺体をそのまま川に流す。。。。

 

そして、その聖なるガンジス川は、大腸菌の数がインド政府基準値の150倍とかに及んでいるのだそうです(泣)水質は非常に危険なレベル!

 

恐ろしいことに浄化装置で水道水として街中に送り込まれているらしいので、ガンジス川の水に触れないなんてことは無理。ホテルのベッドシーツなどのリネン類も元はガンジス川の水を使っているのだそう。

 

そんなガンジス川。多くの日本人観光客もガンジス川での沐浴にチャレンジしたくなるようですが、
その後発熱や下痢などの体調不良を訴えて、宿で寝込むか病院行き

 

知り合いの大学生が足だけ浸かったにも関わらず病院行となりました。。。。たまに何ともない人もいるそうですが、希少です!

 

インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【食べ物】

食べ物も、基本的に安い食堂や屋台の衛生状態は良くはないので、生野菜や食堂で出される水なんかも食中毒を起こす可能性がある。

 

キレイな環境でご飯を食べることに慣れている私たち日本人にとって・・・途上国の屋台って魅力的ですよね。。。。田舎の方へ行ったときに気を抜いて屋台のフレッシュジュースを頼んでしまい、その後大変なことになった人の話も聞いたこと有ります^^;

 

屋台の食べ物や、街角のフルーツスタンドなどはリスクは高く、夏場や雨季はかなりリスクが高まりますので、気を付けて下さいね。。。

 

菌が入らなくてもインド料理は、料理に大量の油とスパイスが含まれているため、お腹がびっくりして下痢することがありますが、菌ではないので、さほど心配はないと思います。

 

カレー等は辛さを調節してくれるので、注文時にお願いすると良いと思います。

インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【旅のストレス】

旅のストレスも勿論体調不良の原因の一つ

 

全く違う環境へ行くわけですから、緊張もします。ツアーで訪れていても、移動などの疲れや緊張なども体調不良の原因に考えられます。

インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【生水】

生水は本当に危ない!これは、見た目がどんなに澄んで見えても、やはり避けた方がよい。飲んでいればいずれ、お腹を壊します。

 

ペットボトルの水を飲んでくださいね。生水は沸かしても何かが浮いてくる。。。。

 

インドは全土で水事情が悪く,上水道は1日に数時間程度しか供給されないので、多くの家庭ではタンクを設けて水をためています。

 

レストランで出されるグラスの,ジュースの中のについても注意が必要。

 

飲用にはペットボトルやボトル詰めのミネラルウォーターやジュースを選び、開栓の際に密閉が確かであったか確認するようにしましょうね。

 

レストランのフォークやスプーンも除菌ウェットティッシュで拭いてから使いましょう。

 

特に、デリーやムンバイなどの大都市では更に水の汚染は激しいそうなので、気を付けて下さい。

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インド旅行で食中毒になった原因は?食あたり対策や薬で有効なのは?【対策や薬】

インドに入って注意するべき点は、歯磨きやブラシの洗浄もペットボトルの水を使い、ペットボトルの水以外は飲まない。氷にも注意する。

 

ペットボトルは未開封かどうか飲む前に確認をしましょうね。シャワーも口を閉じて浴びる。

 

インド料理がおいしいからといって食べ過ぎないように!油にあたりますよ~

 

インドに入ったら、薬局でアンチバイオティクスとORS(経口補水液の粉)は買っておくと良いそうです。

 

体調崩してから、薬局を探したりするのは大変ですしね。一番大切なのは水分補給。

 

嘔吐下痢に伴う脱水が一番怖いですし、嘔吐下痢になると、通常のミネラルウォーターでは身体に水分として吸収されにくくなるので、ポカリの粉やORS(経口補水液)の粉を持って行くことをお勧めします。

 

なるべく下痢止めは基本的に飲まず。悪い菌を出し切りましょう!!

 

プレバイオティクス、プロバイオティクスは、腸内環境を整える薬のようですので、有ると良いと思います。

 

先ず、日本から予防の為に薬を持って行くので有れば新ビオフェルミンS、食あたりになった場合は正露丸や抗生物質などが有効です。

 

正露丸や抗生物質は殺菌作用が有るので丈夫な時に服用すると胃腸の善玉菌を死滅させますので、 中国や香港からの観光客が日本に来て正露丸を買い求める姿が上野などで時たま見られます。

 

ですが、インドの下痢にはインドの薬がよく効くというのは、ある程度本当です。

 

インドでかかりやすい病気としては、

1)消化器感染症(肝炎,腸チフス,赤痢,コレラなど)はインドでもっともかかりやすい感染症

予防方法は、こまめな手洗い。アルコール除菌シートも有効です。

2)蚊が媒介する感染症(デング熱,マラリア,ジカウイルスなど)があります。野外活動や就寝中は蚊にさされない対策をすると良いでしょう。

 

3)狂犬病

発症した場合ほぼ100%死亡する(感染しても発症前であればワクチン接種は効果あり(発症抑制))

感染経路ですが、犬に限らずほとんど全ての哺乳動物から感染するそうです。

予防法は、むやみに動物に近寄らない事!

インドは野犬が多いので注意してくださいね!

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まとめ

いかがでしたか?神秘的な魅力のあるインドですが、旅を楽しむ為にも特に水には気を付けて下さいね。

インドに限らず、発展途上国への旅行の際はこの記事が参考になると良いと思います。

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