サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!

中東(ドバイ、チュニジアetc)

サウジアラビア王国が同国史上初めて外国人向け観光ビザの発給を開始し、サウジアラビアにどんな観光地が有るのか?人気のある場所が有るのか?気になっている人もいるはず。

 

保守的なイメージの強いサウジアラビアですが、最近では女性も車の運転が出来るようになるなどと、大分変わってきています。

 

人気の観光地の一つとしてサウジアラビアには世界遺産がありますし、女性一人での観光も可能になるとか。

 

この記事では、ベールに隠されていたサウジアラビアで人気のある魅力的な観光地をご紹介したいと思います。

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サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【サウジアラビアはどんな国?】

サウジアラビア王国は、中東から西アジアに位置する国で、首都はリヤド。

 

現在の首都リヤドで力を持っていたサウド家出身のイブン・サウドが周辺の部族をまとめ、1932年にサウジアラビア王国をうちたてました。

 

イスラム教発祥の地でもあり、イスラム教の聖地と言われるメッカがあり、世界的にも石油埋蔵量の豊富さが知られています。

 

日本との時差は6時間くらいで、今のところ直行便は無く、乗り継ぎになると思われます。そして、金曜日は休日です!

 

サウジの女性は、現在も公共の場では全身を覆う民族衣装「アバヤ」の着用が義務付けられていますが、カティブ氏によれば、外国人女性については厳格な服装規制を緩和し、アバヤを着用しないことも認める方針ですが、「慎み深い服装」が求められます。

 

一般の観光客を受け入れ始めたサウジアラビアは見どころが集中する地方都市間を移動する際自家用車以外の移動手段が限られているといった交通に問題があり、それに加えて大都市以外の宿泊施設の数もまだ十分とは言えません。

当面の間、観光に行かれる際は、団体又はツアー会社を利用した旅行が適していると思います。

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サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【おすすめ観光スポット】

サウジアラビアではこれまで、外国人へのビザ発給は駐在員や出稼ぎ労働者とその扶養家族、イスラム教の聖地メッカ(Mecca)やメディナ(Medina)への巡礼者に限定してきたため、観光客の受け入れにはあまり慣れていないのが現状。

 

私もジェッダ空港で入国まで数時間待たされ、その後の迎えのバスにも待たされました^^;

 

なので、ゆったりした気持ちと時間で観光されるのをお勧めします。

 

ちなみに復路はマディーナからだったので、さほど大変さはありませんでした。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ディルイーヤ遺跡】

引用:skaycket

首都リヤドの近郊にある「ディルイーヤ遺跡」は、アラビア半島の中心部にあるサウジ王朝の最初の首都でしたが、オスマン帝国との戦争によって滅ぼされ廃墟と化してしまいました。

 

ディルイーヤのトライフ地区にあるサアド・ビン・サウード宮殿(Saad bin Saud Palace)は、エリア最大級の規模を誇る宮殿でありながら繊細な造りが所々に見られ、とても魅力のある宮殿です。当時の技術力はレベルが高かったことが解ります。

 

その他、最初の居城「サルワ宮殿(Salwa Palace)」、「迎賓館とツライフ浴場」、「イマーム・モハンマド・ビン・サウード・モスク」など土レンガで造られた多くの建造物がディルイーヤのトライフ地区にあります。

 

20世紀後半になるとベドウィンなどが再び住居を構えるようになり、政府によって1970年代後半に新しい都市が建設されています。

 

対して古都の廃墟は観光地になっていて、城壁の塔や宮殿などが再建され当時の都市の全体像はサウジアラビア国立博物館の精密模型で知ることができます。

 

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【マスマク フォートレス】

引用:ウェキペディア

マスマク城(マスマク フォートレス)は現在の王家が歩んできた戦乱の歴史を物語る博物館

 

リヤドの旧市街に位置するマスマク城はこの地で繰り広げられた内戦の間、砦として利用されていた過去を持ち、城門にはアブドルアジーズの一団が攻め入った時に放った矢が刺さったまま。

 

泥で作られた砦は遠目には滑らかで強固に見えますが、年々整備をしているそうで、近代的に変わりつつあります。内部には、内戦の様子やアラビア半島平定の歴史が展示されています。

 

サウジアラビアでは、15回の礼拝の時間に合わせた時間制限や、男女の入場制限が有りますので、時間を確認しながら見学をしていただきたいと思います。

 

夜間はライトアップされていて、雰囲気がガラリと変わります。

*曜日により入場制限有り

男性は月・水・土、ファミリーは日・火・木に入場できる。

休業日 金

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【マダイン・サーレハ(アル=ヒジュル古代遺跡)】

引用:skaycket

サウジアラビア北西部に位置するマダインサーレハ遺跡は、紀元前一世紀にもさかのぼる、現サウジアラビア領内に存在していた古代都市

 

アッシリア文化やエジプト文化、フェニキア文化やヘレニズム文化など様々な文化の影響を受けているため、ここに残された碑文には、ギリシャ語、ラテン語、ナバテア語、古代文字なども見られ、多くの民族がいました。

 

クルアーンの「アル・ヒジュル章」には、人々が宗教をおろそかに考えるようになり、次第に神の存在を粗末に扱うようになったことが始まり。古代のアラブ民族であるサムードの人々が、神の怒りに触れ、全てが破壊され、かつて栄えた都は遺跡だけを残し、全て滅ぼされたと言われています。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ナショナル ミュージアム】

首都リヤドにあるナショナルミュージアムは、サウジアラビアの地形、国の成り立ち、人種、イスラム教のありかた、そしてアラビア文字がどうやってできたかなど、サウジアラビアの歴史がよくわかる博物館。

 

広い敷地にあり、ゆとりをもって配置されているので見やすいです。

 

荷物を預けられるレセプションがあるので、身軽になってゆったりと見て回れます。入場できる時間帯が、家族や学生などに分かれているのでよく調べてからお出かけください。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【赤い砂漠(レッド・サンズ)】

サウジアラビアの首都リヤドから郊外に車で30分ほど走ると、突然「赤い砂漠」が現れます

 

このエリアは、まさに真っ赤な砂を堪能できる場所。リヤド郊外で気軽に砂漠体験が出来るのです。

 

ラクダライドやピクニックが楽しめるスポットとしてひそかに人気を集めている「赤い砂漠」ですが、昼間はさすがに暑いので、ピクニックは夕方以降涼しくなってからがおすすめ。

 

また、お土産に持ち帰る赤い砂のためのジッパー袋を忘れないように。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ジッダ】

「ジッダ」はサウジアラビア西部のマッカ州にある紅海に面した大都市。首都リヤドに次ぐ大都市です。

 

現在は巡礼の時期になると、毎年200万人もの巡礼者がジッダの港や空港に降り立ち、ここからメッカに向かいます。2014年には「メッカの玄関口にあたる歴史都市ジッダ」として世界文化遺産に登録されました。

 

ジッダには世界一の高さを誇るジェットエンジン駆動のキングファハドの噴水があり、夕暮れ時にはジッダの地にしずみゆく夕日そこに湧き出すキングファハドの噴水のコントラストはこの上なく美しいです。

 

旧市街地、バラドはジッダ有数の1000年の歴史をもつビックマーケット!観光客のお土産を買う場所としても人気なんですよ。

 

その他、ジッダのとても近代的なショッピングモールMall of Arabia、海に面する美しいモスク、イルカショーの行われる水族館や、世界最高レベルの透明度を誇る紅海があり、ダイビングスポットもたくさんあるんですよ。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ハーイルの岩絵】

引用:skaycket

「ハーイルの岩絵」とはサウジアラビア中北部、ネフド砂漠にあるハーイル州のジュッバとシュワイミスの岩絵群。

 

ハーイル州の2遺跡に残る岩絵群は、中東で最大規模と評価されているだけではなく、アラビア半島が砂漠化していった1万年におよぶ生活様式の変遷を伝えている貴重な岩絵。

 

「ジュッバの丘」はかつてはふもとに湖をたたえ、ネフド砂漠南部の人々や動物の水源となっていた場所だそうですよ。その岩肌には当時の人々が描いた多数の岩絵や碑文が残っています。

 

「シュワイミス」には1万年前からの人類や動物の岩絵が無数に残り、岩絵は長い間砂に埋もれていて、発見されたのは2001年、同時に石器類も発掘されています。

サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【キングダムセンター&タワー】

キングダムセンターにある地上302mの展望台からの眺めはまさに絶景です。

 

サウジの方々は一軒建ての屋敷を好むの為、高い建物が少ないリヤドの街並みが一望できます。

 

また、ここには世界一高いところにあると言われるモスクもあります。

 

キングダムタワーは、栓抜きのように上部が輪になり空洞になったタワーとショッピングセンターが合体したランドマーク的ビル。

 

高級ブランドショップが軒を並べているほか、世界各地の料理を楽しめるレストランも入っています。

 

キングダムタワーで、観光客におすすめなのは「スターバックス」

 

宗教上の理由から女性の体のラインを強調した絵柄は使えないとのことで、スターバックスのマークもここでは波と王冠になっているんですよ。なので、スタバのグッズのマークも特別!

 

キングダムセンターには、ショップ・レストラン・ホテルなどがあり、夜景を楽しみながら豪華な食事も楽しむ事も出来ますし、庶民派フードコートも有るので私は庶民派で^^;

 

ちなみに、サウジアラビアで飲まれているコーヒーは、日本とはまったく違ちがい、黄色きいろっぽい色いろをしています。

コーヒー豆まめを煎いってくだき、カルダモンやクローブ、サフランなどのスパイスを入いれ、煮立にたてて作つくり、

デミタスカップに入いれ、砂糖さとうやミルクは入いれず苦にがいままで飲むのが一般的。

甘あまい、乾燥かんそうさせたなつめやし(デーツ)を食たべながらいただきます。

お客きゃくさまが来くると、まずアラビアコーヒーとデーツでおもてなしをするのが一般的いっぱんてきです。

最近ではスティック状のインスタントも有り、砂糖とミルク、スパイス入りでサイズによりますが、小さい物だと大体1スティックが3杯分入っているのですよ。

独特のスパイスの香りと味は最初はとても飲めた代物ではありませんでしたが、今では大好きになりました。^^

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サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ビザ申請】

サウジアラビア王国は、49か国を対象にオンラインでの観光ビザ申請を受け付けることになりました。

 

ビザは1年間有効のマルチプルビザで、発行手数料は基本料金300リヤルに健康保険料140リヤルを加えた440リヤル(約12,600円)です。

 

1回につき最大90日間滞在できます。

 

こちらのサイトで受付を始めています。

 

私が行ったときは、予防接種が5万円ほどでしたが、旅行会社に詳しく問い合わせることをお勧めします。

 

サウジアラビアのビザは、外国人労働者と商用で訪れるビジネスマン、聖地メッカとメディナを訪れるイスラム巡礼者にのみ許可されていましたが、異教徒の外国人観光客を受け入れるという史上初の試みが始まりました。

 

また、旅行者に限っては、女性の厳格な服装規定を緩和し、アバヤ(イスラム伝統服)の着用を求めません。女性が同伴者なしで旅行することもできます。

 

各旅行会社もツアーを組みはじめていますし、これからサウジアラビア観光ブームが来ると思いますが、この制度がいつまで続くかの保証は有りませんので、気になる方は今すぐ行かれるのが良いと思います。

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 サウジアラビアの観光地で人気の場所をご紹介!ビザ申請方法や注意点も!【ビザ申請用の写真も特殊】

ビザ申請の際に写真が必要ですが、サウジアラビア王国へのビザ申請用の写真には細かい規定があります。

 

必ず写真店で撮影しなくてはいけません。スピード写真はNG

 

そして6ヶ月以内の撮影で有ること

 

①写真のサイズ

写真のサイズ:5cm×4cm

顔の大きさ:3.5cm~4cm   (顔の大きさは写真サイズの70%程度)

背景:純白です!

②色の濃い服が良い

白シャツで白背景に同化して肩のラインが消え、頭部だけが強調された写真はNGになります。

クリーム色などの薄い色もNGになるので色のある服で撮影しましょう。

③眼鏡不可

普段眼鏡を着用している方も、この時だけは外して撮影しましょう。

まだまだ他にも細かい規定はありますが、

照明不足:顔に影があるや、暗い写真

加工:背景を白く加工や、画像の編集、加工、協調

スナップ写真

複写した写真

以上のような写真もNGです!

ちょっとでも規定が外れると受け付けてもらえませんので注意が必要です!

 

ちなみにこれから冬のシーズンなので観光するにはベストです!と言っても10月に行ったときは日中36度でした。。。。

 

遺跡のある場所は風が吹くと一瞬で砂ぼこりにまみれるのでマスク着用をお勧めします。

3月~5月は砂嵐の時期ですから避けましょう。

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まとめ

いかがでしたか?いよいよ始まったサウジアラビアの観光客受け入れ!

各旅行会社でもツアーを組み始めているので是非いかれてみてはいかがでしょうか?

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