皆さんウズベキスタン観光にはもう行かれましたか?ウズベキスタンは中央アジアに有る国の一つで、かつてシルクロードの中心として栄えた場所なんですよ。
アレクサンドロス大王やチンギス・ハンが活躍し支配していたこともあるウズベキスタンを観光するのに必要な日数って気になりませんか?
この記事では、イスラム世界の宝石ともいわれる「サマルカンド」や美しいオアシス都市「ブハラ」を観光するのに必要な日数や観光地を地図でご紹介したいと思います。
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介!【ウズベキスタンはどんな国?】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【観光に必要な日数は?】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【観光のベストシーズン】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【おすすめスポット】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【サマルカンド】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【聖なる都市「ブハラ」】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【城壁都市「ヒヴァ」】
- ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【ウズベキスタンの首都「タシケント」】
- まとめ
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介!【ウズベキスタンはどんな国?】
ウズベキスタンは旧ソ連の共和国です。中国と地中海地域を結んだ古代シルクロードに関連する史跡で知られていて、国内はかなりセキュリティチェックが厳しいので、比較的治安の良い国と言えます。
ウズベキスタンはイスラム教徒が9割以上なので、女性は夏であっても肌の露出がない服装が好ましく、モスクなど宗教施設に入る際は必ずスカーフを被る必要があるので、事前に用意しておくとよいでしょう。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【観光に必要な日数は?】
東京からタシュケントまでは、ウズベキスタン航空の直行便が運航していまが、週2便の運航なので、おすすめなのは韓国の仁川国際空港経由の便です。
大韓航空とアシアナ航空、それぞれ運航しているので便利ですよ。
観光日数は飛行機のスケジュールにもよりますが、現地への移動時間を含めて最低6~7日間程度有ればベストだと思います。
サマルカンドは観光地がまとまっているので1日で周ることもでき、ブハラはシルクロードの面影が色濃く残る場所なので、観光には2日は欲しい場所。城塞都市ヒヴァは1日有れば観光できます。
ウズベキスタン航空や空港については別記事でご紹介したいとおもいます。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【観光のベストシーズン】
ウズベキスタンは雨が降る日も30日程度と非常に乾燥していて、夏の平均最高気温は40度と非常に暑いですが、冬の平均最低気温はマイナス20度と寒暖差が激しいので春と秋であっても防寒具はきちんと用意した方が良いですよ。
ベストシーズンは3~5月と9~11月。気候も安定していて、観光に適したシーズンです。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【おすすめスポット】
ウズベキスタンには大帝国を築いたティムール朝の首都だったサマルカンド、イスラム世界の宝石とまで言われるほど美しいオアシス都市ブハラとヒヴァがあります。
それぞれの観光スポットを簡単にご紹介したいと思います。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【サマルカンド】
かつてシルクロードの要衝として栄えたサマルカンドは、13世紀にモンゴル帝国に滅ぼされましたが、14世紀末に英雄ティムールによって見事復興を遂げ、現在はサマルカンドブルーと呼ばれる青を基調とした「都」として一躍注目されています。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【レギスタン広場】
サマルカンドでもっとも有名なスポット「レギスタン広場」は町の中心に有り、広場を囲むように3棟のマドラサ(神学校)があります。
真っ青な空と青を基調とした建築物のコラボレーションは目を見張るほど美しいですよ。複雑な幾何学文様、モザイク壁画や天井ドーム、ミナレット
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【シャーヒズィンダ廟群】
サマルカンドを再興した英雄ティムールの親族や王朝関係者が埋葬された霊廟やモスクが11棟もあります!
そこはみごとな青一色の世界。入口をはいってすぐにある階段は「天国への階段」と呼ばれていて、この階段を数えながらのぼりその数が行きも帰りも同じだったら天国に行けるそうです。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【ビービー・ハーヌム・モスク】
中央アジア最大級といわれるサマルカンドを代表するモスクの一つ「ビービー・ハーヌム・モスク」です。
ティムール王朝の創始者ティムールが王妃のために建設したモスクで、国中から著名な建築家を呼び集め、わずか5年で完成させたといわれています。
ちなみに、中庭に設置された大理石の「説教台」を3周回りながらお願い事をするとその願いが叶うといわれていますので興味のある方はお願いしてみて下さい。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【ウルグ・ベク天文台】
サマルカンドの中心地からタクシーで10分ほどの高台に有るウルグ・ベク天文台は、当時の君主、そして優れた天文学者でもあった数学者ウルグベクにより建設されました。
1420年頃に建設されたと言われているこの天文台は、なんと!1429年このウルグベク天文台は1年間を365日6時間10分8秒と計測した場所なんです!
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【聖なる都市「ブハラ」】
かつて13世紀にチンギスハーンが来襲するまでは、王国が栄えた古都。シルクロードの交通の要所であった面影が色濃く残るブハラ。
アラビアンナイトの物語にでてくるような古いお城やキャラバンサライ(隊商宿)があり、イスラームの文化的な中心地として栄え、科学者や詩人など多くの人物を輩出した都市。
市民の憩いの場「リャビハウス」という正方形の池を中心に徒歩で観光することができます。
リャビハウスからすぐ近くのナディール・ディヴァンベギ・メドレセ内では、夕方に民俗舞踊ショーが行われるそうですよ。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【カラーンミナレット】
1127年にカラハーン朝のアルスラン・ハーンによって建てられたカラーンミナレットの高さは48mもあるそうで、町のどこからでも見えるブハラのシンボルとなっています。
ミナレットのすぐそばにあるカラーン・モスクから内部に入ることができ、105段のらせん階段を上まで登ると、ブハラの街を一望できます。
また、袋に詰めた受刑者をミナレットの屋根から投げ落とし処刑したので、「死の塔」という異名も持っているそうです。。。。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【Ark(アルク)城】
ブハラ市街地に建つアルク城。ブハラのシンボルとも言える観光地で、ブハラ観光には欠かせないスポットです。
人工的に作られた高さ約20メートルの丘の上にたつお城を囲む壁は、紀元前4世紀頃建築され、荒廃を繰り返し何度も建て直されましたが、長い間ブハラの街を守ってきました。
アルク城の内部には、拷問室、牢獄、警備員の部屋、モスク、玉座や催し物会場となったホール、造幣所や工芸所など、多くの部屋があり、見学することができます。
またアルク城内には博物館が併設されていて、お城内の見学と合わせるとアルク城とブハラの歴史がよく分かる内容となっています。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【城壁都市「ヒヴァ」】
古代ペルシャ時代からカラクム砂漠の玄関口として繁栄した砂漠に浮かぶ城塞都市。
高さ8mの城壁に囲まれた旧市街(イチャン・カラ)には、モスクやメドレセ・廟などが中世のまま残されていて、まるでタイムスリップしたような感じです。
外敵からの侵入を防ぐために、外壁(デシャンカラ)・内壁(イチャンカラ)と二重の城壁で街を守っていたそうですよ。
イチャン・カラ全体がユネスコの世界文化遺産として保存されていて、そびえ立つミナレットから都市を一望すると、城壁都市であることがよくわかります。
城壁内にはJICAのプロジェクトで日本の技術を伝えてお店を出して、ウズベキスタン女性が安定収入を得られるような自立支援を行っているます。
ヒヴァから東へ約45kmほどの所に砂漠地帯に突如現れる巨大な要塞遺跡「カラジク・カラ(Kalajik Kala)」。
ホラズム地域の中でもっとも古い要塞の一つといわれていますが、詳細がいまいちよくわからないので観光客はあまり来ない、、、ですが目の前には塩湖が広がり、地元では夏場に砂風呂を楽しむ癒やしスポット!!
ヒヴァは、郊外へ出ると、砂漠に埋もれた古代の城塞遺跡が多く点在しています。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【ウズベキスタンの首都「タシケント」】
ウズベキスタンのタシケントは、地下鉄なども走り近代的なビルが建ち並ぶ大都会です。
博物館も多くあり、国立歴史博物館などウズベキスタンの歴史や工芸に関する博物館などがあり、空港にも近いので1日で観光する事も可能。
国立歴史博物館では金銀ウランに天然ガスなどが産出される国でもあるため、それら天然資源についても学ぶことができます。
第二次大戦後、当時、ソ連に抑留された日本兵が建築したナヴォイ・オペラ・バレエ劇場があるのですが
1966年にタシケントの街が壊滅した大地震で劇場は無傷で残っていたことで有名なのです!
建設の記念プレートも日本語で記載されていますが、建物など写真撮影不可なのでご注意下さいね。
ちなみにタシケントにロシア正教会の教会があります。
引用:Cathedral of the Assumption
ウズベキスタンはイスラム教国ですが、旧ソ連の統治下にあったこともあり今も多くのロシア系民族も住んでいるので、今でも教会があるんですよ
住所:91 Avliyoota ko’chasi, Тошкент, ウズベキスタン
タシケントは大都会なのでおっきなスーパーマーケットもあります。スーパーマーケット好きな私にはもってこいです!
スーパーマーケットやお土産情報は別記事でご紹介したいとおもいます。
ウズベキスタンの観光日数は?ベストスポットを地図でご紹介【シャフリサーブス】
ユーラシア大陸に帝国を築いた英雄ティムールの生まれ故郷。ここにティムールが大きな宮殿を建て、今はその一部が残っています。
「アクサライ宮殿跡」には現在は塔が2つ残るだけですが、街のシンボル的存在でもあるアクサライは「白い宮殿」という意味で、ティムールの建築物の中でも最も優美で巨大だったといわれます。1380年に建設が開始され、完成までには25年もかかりました。
ちなみに、塔の左には「スルタンはアラーの影である」、右には「スルタンは影である」と書かれており、「アラー」という文字が抜けてしまったため、ティムールは激怒して職人を門の上から投げ落としたという伝説も残ります。
シャフリサーブスにあるティムールの四男であるシャー・ルフを偲ぶために作られた「コク・グンバス・モスク」は最も美しいドームがあるといわれており、現在もモスクとして使用されています
内部の装飾はタイル貼りではなく、フレスコで描かれているのが特徴なのです。
かつては玄奘もインドを訪れる途中で立ち寄ったともいわれているシャフリサーブスはブハラからサマルカンドへ向かう途中にありますし、サマルカンドから日帰りも出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ウズベキスタンでの観光日数とおすすめスポットなどご紹介させていただきました
ウズベキスタンへ観光へ行かれる際参考にしていただければと思います。
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