チュニジア観光を検討中の方は治安が気になりますよね。チュニジアは、ローマ遺跡が数多く残り、地中海に面した北アフリカのほぼ中央にあります。
サファリ砂漠も有り見どころが多いチュニジアは観光日数もきになるところではないでしょうか?
チュニジアはイスラム教の国ですが、戒律はさほど厳しくありませんし、サハラ砂漠、遺跡、地中海に挟まれたおすすめの場所なんです。
この記事では、チュニジアの治安、観光日数や両替などの注意点をまとめてみました。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【チュニジアってどんな国?】
チュニジアは地中海文明を築いた古代カルタゴだった場所。
紀元前12世紀頃にフェニキア人がユティカの町を創り、その後ローマ、ビザンチン、イスラム、オスマン帝国による支配と激動の歴史を辿ってきた地中海と遺跡と砂漠の国です。
まだまだ日本では知られていない未知の国ではありますが、チュニジア北部の豊富な農産物を中心に、メジュルダ川河口から優れた航海術と豊富な農産物等の交易で地中海の西半分を支配していたのです。
1956年にフランスの植民地支配から独立したので毎年3月20日は「独立記念日」(祝日)なので、首都チュニスほか各地でショッピングやグルメのイベントが開催されます。
チュニジアのコンセントはCまたはB3タイプが主流
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【チュニジアの治安】
2018年4月24日付で危険度がレベル2からレベル1に下がり治安は安定しています。
ですが、女性はノースリーブやショートパンツなどの過度な露出はなるべく避けた方が無難ですし、他の国と同様にスリや置き引きには充分注意し、夜間の一人歩きは控えくださいね。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【おすすめ観光日数】
日本からチュニジアへの直行便は今のところないので、ドーハ、ドバイ、イスタンブール、フランス経由で行くことになりますが移動で1日かかる感じです。
主要な場所の観光は出来れば5日から8日は欲しいところ。
フェニキア遺跡、ローマ遺跡、イスラム時代の文化、西洋文明と、色々な文化が交差した国なので見どころも多いです。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【チュニジアの気候&服装】
チュニジアの4月~5月と9月下旬~11月は場所にもよりますが、15~30℃程度で過ごしやすいですが、朝晩は少し冷え込むので上着があると便利。
6月~9月中旬は、チュニジアの夏。気温は23~35℃程度ですが日本と異なり湿度が低いためカラッとしています。
チュニジアは日射しが強いので風通しの良い薄手の長袖やサングラスは有ると良いです
12月~3月頭の気温は7~20℃程度。日本の冬と同じくらい冷え込むので防寒対策は必須ですよ。
11月~2月は雨季になるので注意です。ただスコールなので、一日中降り続くということはありません。
通年で、乾燥した気候で日差しが強いのでサングラスや帽子、マスクやストール、目薬、リップクリーム、のど飴があると良いですよ。
私は海外へ行くときにのど飴と鼻うがいを持って行って重宝しています。乾燥しているので砂埃などで鼻も喉もやられます。日本人は粘膜弱いのかな?
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【通貨&両替】
チュニジアの通貨:1チュニジアン・ディナール(td)=約36.9円(2019年4月時点)
水500mlで0.400~0.600チュニジア・ディナール。コーヒーで0.500チュニジア・ディナールくらいです。
日本円と米ドル(小額紙幣を多目に)持って行くのがベスト。目安の両替金額は、1日あたり1,000円×滞在日数+お土産代
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【チップ制度】
チュニジアではチップ制度があります。
通常はホテルのポーターに0.5TD、ボーイに1TD、ルームサービスに1TD、枕銭に1TD、飲食代の約1割、チャーターした車の運転手やガイド、通訳にも各々10~15TDくらいが目安です。
タクシーはメーター制なのでチップの必要はありませんが、大きな荷物がある時や積み込みを手伝ってくれた時は、気持ちを渡しましょう(タクシー代は大変安い)。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【チュニジアでの移動】
チュニジアでの移動には、鉄道(TGM、メトロ含む)、バス(長・短路線)、ルアージュ、タクシー、レンタカー、チャーター車(主に4WD)等の方法があります。
TGM(電車)やメトロ(路面電車)は首都チュニス並びに近郊を運行しているため本数も比較的多いです。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【香 り】
チュニジアは香りの国とも言われ、アロマテラピーの発達した国です。
バラ、オレンジ、ジャスミン等を蒸留して作った液を、コーヒーや紅茶に一滴たらして香りを楽しんだり、ジャスミンの蕾を束ねた物を耳に挟み、コーヒーを飲む時にジャスミンの香りを嗅いだり、交互にしている姿は良く見かけます。
香りの蒸留水はお菓子作りなどにも使えますしスーパーマーケットにもあるのでおすすめです。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【ラクダの乗り方と注意事項】
サハラ砂漠などのツアーでラクダに乗る際は、しっかりと鞍につかまって跨ぐ!これとっても大事です。
ラクダが立ち上がる際は、先ず後ろ足から立ち上がり(前のめりになります)、続いて前足から立ち上がります(この際に後ろに転倒しそうなほど傾く)
歩行中にも鞍がずれる場合がありますし、降りる場合は、先ず前足から屈み、続いて後ろ足から座り込みます。
立ち上がる時と座るときは特に注意して、しっかり鞍につかまっていないと振り落とされてケガをしてしまいますので気を付けて下さい。
ラクダは秋から冬にかけて発情期!この時期は急に立ち上がったり振り落とされる場合がありますので特に注意して下さい。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【おすすめスポット】
チュニジアにはおすすめの観光スポットが沢山ありますので、その1部をご紹介したいと思います。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【ハビブ・ブルギバ通り】
チュニスのメインストリートはハビブ・ブルギバ通り。このメインストリートの中央には街路樹が植えられた遊歩道が続いていて、晴れた日に歩くととても気持ちの良い通りです。
メインストリートを抜けると、そこから旧市街が始まります。
メディナには、モスクを中心にしてたくさんのお店が広がっており、お土産物から日用品まで、ありとあらゆるものが売られていますので、歩くだけでも楽しい場所です。
但し、日曜日と平日の夕方以降はお店が閉まっていてとても治安が悪いので、現地の人でもあまり立ち入らないので注意してくださいね。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!【人気のリゾート地スース】
「サヘル地方の真珠」と称される欧米に人気のビーチリゾート「スース」。
チュニジアでビーチリゾート!?と思うかもしれませんが、人気のビーチリゾート地であり、世界遺産にも登録されているんですよ。
ビーチ沿いのホテルにもプールがあり、ファミリーで休暇を楽しむヨーローッパの方が多いですよ。
チュニジア観光の治安は?最適日数や物価、両替、服装など!「バルドー博物館」
最後に2015年に痛ましい事件があった首都チュニスのバルドー博物館ですが、セキュリティーも強化し、リュックは持ち込み禁止になっていました。
「チュニジアのルーブル」と称されるバルドー博物館は、オスマン帝国時代にチュニジアを統治していた地方長官の宮殿で、ローマと初期キリスト教時代のモザイクコレクションは世界屈指の規模と保存状態を誇っています。
ここのモザイク画のコレクションはかなりのもので、人物や神様だけでなく、動物や食料など当時の日常生活を垣間見ることができるのでおすすめです。
まとめ
チュニジア観光の治安や日数、注意点などを紹介させていただきました。
チュニジア観光へ行かれる際この記事を参考にして楽しい旅行をしていただければと思います。
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