京都の夏の代表的な食べ物といったらやっぱり「ハモ」ですよね。
でもハモって高級料亭でしか食べられなさそうなイメージ有りませんか?
それでもハモを一度は食べてみたいと思い、リーズナブルに頂けるハモ料理専門店「うお市」を見つけたので行ってきました。
今日はその「うお市」をご紹介します。
うお市の場所
東福寺駅から7分ほど歩いたところ今熊野商店街にあります。
新熊野神社のそばで、三十三間堂の直ぐそば泉涌寺の門前にあるのですが、ごちゃごちゃと観光客がうごめいていない素敵なエリア。
新熊野と書いて、イマクマノと読むそうです。
京都市バスも通っていますが、散策しながらというのも良いものです。近くには散策するところがたくさんありますよ。
「うお市」の看板は字が消えかかっていて歴史を感じさせます。
創業100年近いそうです。時代の移り変わりを見てきた重厚さも感じられます。何しろ京都は日本の中心だった場所ですからね。
ハモ料理専門店「うお市」の魅力
お店の戸をくぐると店内はこじんまりしていて、小料理屋さんってな感じで情緒があり落ち着けます。
ハモと聞くと高い懐石料理を想像しちゃいますけど、リーズナブルな価格で提供してくれる「うお市」さんのような店があって嬉しい。
お店の中には、テーブル席と小上がりの座敷がありました。
ハモは産卵前の7月頃が脂がのって美味しいそうです。産後のお勧め時期は10月11月頃だそうで、紅葉をめでた後にも立ち寄りたいお店です。
店主さんは無類のハモ好きだそうで、近所の医院さんにお願いしてハモのレントゲン写真撮ってもらったとか。。。。
ハモをサバク前に生態を知りたかったそうですが、保険がきかないから結構料金高かったみたいですけどそれでも撮りたいっていうのは店主さんのハモに対する愛情の表れなのでしょうか?
店内にはハモの生態がわかる説明が書かれたパネルと共に撮影したレントゲン写真が飾ってあります。
「うお市」は1人でも気後れなくは入れるお財布にも優しいお店です。事前に予約すれば、予算に応じて懐石料理や鍋料理も楽しめるそうです。今度はミニ懐石を予約してみたい。
ハモ料理専門店「うお市」のハモ
うお市の一押しは「今熊野弁当」です。
季節のおばんざいと共にハモの子の炊き合わせ ハモ焼、生麩田楽、酢レンコン、ひろうず(がんもどき)、酢の物、和え物等が入ってました。
お吸い物、ご飯、香の物が別途ついてきて、京都ならではの季節を食すって感じを体感できますよ。
味付けも京都ならではの、出汁のきいた味、焼きたての”ハモ焼”は香ばしく旨味が凝縮されていて、身は柔らか。
”ハモの子炊き合わせ”は卵のつぶつぶした触感がいい感じ。”生麩田楽”のもちっとした触感がまたいいんです。
私、生麩大好きなんです。
酢の物も酢がきつくなくとてもバランスが良いって感じでハモを堪能させていただいた。
ハモ落としは淡白で甘みがあってフワフワ。そしてこちらのお店では、梅肉ではなくて、オリジナルの合わせ酢でハモ本来の味を壊すことなく堪能出来る。
浮袋や肝、骨、頭までハモを丸ごと1本堪能したい方は、要予約で楽しめます。ハモは捨てるところはないそうですよ!
まとめ
夏の京都は祇園祭が1ヶ月に渡り行われる時期なので、混んでるかもしれませんが、お祭り見学もしながら美味しい物を食べに是非行ってみてください。
最近は女性限定でJRさんもお得に行ける新幹線のチケットなど有りますし、
私はそのプランで日帰りで京都散策行きました!皆さんも是非活用してみてください。
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