新型コロナウィルスが世界中で人がる中、既に購入していたカタール航空の航空券をキャンセル&バウチャーへ交換し、その後バウチャーを使いイスタンブールへ渡航しました。
今回筆者が経験したカタール航空のコロナ対策や航空券のキャンセル、コロナ対策中での渡航の様子をレポートしたいと思います。
カタール航空券のキャンセル&バウチャー交換
出典:カタール航空
新型コロナウィルスが猛威を振るい各航空会社が運航を取り止めるなかで、カタール航空はギリギリまで運航し帰国困難になっていた人々の帰国に尽力しました。
そんな中でカタール航空より既に購入した航空券をキャンセル又はバウチャーに変更出来るとのmailを受け取り、筆者は複数の航空券を持っていたので、それぞれの航空券をキャンセルとバウチャーへ変更しました。
変更手続きは全てインターネットで、手続き後コード番号が与えられ、返金手続きが決まったらmailで連絡が来ました。
日本は鎖国状態が続き、渡航制限も厳しくなりトルコへ帰国できるのか不安がますばかり。。。トルコ側が入国制限をする前にカタール航空でトルコへ帰ることにしました。
カタール航空の航空券
既に購入していたチケットを新型コロナウィルスの関係で2年間有効のバウチャーへ交換していました。
バウチャーは元の航空運賃の10%を上乗せ!
2年間有効のバウチャーですが、一度使用したらその日から2年間有効だったので全額を一度に使うことにしビジネスクラスを1年FIXオープンで購入しました。
渡航国へ入国できるかの確認のためビザやパスポートの写真をmailで提出しOKが出てから航空券の発行手続きとなります。
カタール航空搭乗前のコロナ対策・チェックイン
カタール航空ではスタッフも完全防備!乗客に求められる搭乗前のコロナ対策は下記の3つでした。
★空港にいる間も常にマスクを着用する
★ 他の乗客とのソーシャルディスタンスは常時1.5m以上
★体調がすぐれない場合は、空港係員まで知らせること。
カタール航空では3時間前には空港に到着し、チェックインを済ませるよう呼び掛けていました。
渡航国から海外旅行保険加入を求められたり、病院でPCRテストを受け陰性であることの証明書を求める国もあります。
搭乗ゲート:フェイスシールドの提供
カタール航空では、搭乗ゲートでフェイスシールドを配布していました。
エコノミークラスは常時着用。ビジネスクラスは自由とのことですが、なるべく着用するように心がけました。
カタール航空のコロナ対策
飛行機の中といえば「密」状態!長時間のフライトでは心配はつきません。
カタール航空では、すべての航空機の到着後に清掃、消毒やスタッフの検温を実施。
細菌の99.97パーセントを除去可能な高性能微粒子フィルターを使った機内換気、機内でのリネンや毛布の徹底洗浄を実施しています。
ヘッドセットも毎回消毒し、一つずつ包装してあります。
機内食利用の調理器具やカトラリー(フォーク、ナイフ、箸など)は洗浄された後、消毒の為に高温ですすぎ、使い捨て手袋を使用して取り扱っています。
機内には消毒液ボトルが用意してあるので、機内持参の必要はありません。
カタール航空のコロナ対策アメニティ
搭乗後は、通常のアメニティ以外に使い捨てマスク、使い捨て手袋、消毒ジェルの入ったプロテクトキットを乗客全員に配布してくれました。
人気のパジャマももちろん提供してくださり、就寝の際のベッドメイキングもしていただけました。
客室乗務員も完全防備
出典:カタール航空
すべての客室乗務員は、マスク、保護メガネ、手袋、個人用保護スーツを着用していました。
それでも対応はいつも同様笑顔で乗客との接触を最小限にしつつ、サービスをしてくれます。
感染対策のために機内サービスの内容は一部変更されることがあります。
2020年8月現在、日本➡ドーハ線の機内食
★エコノミークラスの機内食は、通常通り飛行時間に応じ、温かい機内食と共に、 アルコールを含むすべての飲み物を提供。
★ビジネスクラス・ファーストクラスの機内食は、このような状況であっても、搭乗時のウェルカムドリンク、そしてアルコールを含むすべての飲み物・スナックを提供してくれます。
ビジネスクラスに前回搭乗した時と同じメニュー(ビーフステーキ)を注文したところプレートがパックされた状態でのサービスとなっていました。
感染予防のためメニューカードは便ごとに新しいものを用意してくれるそうですよ!
停止しているサービスは以下の通りでしょた。
★乗客との接触を最小限にするため、テーブルセッティングは中止。トレイでの歯ブラシ等の提供。
★機内食の事前オーダー(メニューの内容も減っていました。)
★機内ラウンジの利用
カタール航空のラウンジ
2020年8月現在、カタール航空のビジネスクラス以上の乗客が使える成田空港のJALラウンジ「さくらラウンジ」は、一時休業中の為、利用することはできませんでした。
しかし、ドーハ・ハマド国際空港ではラウンジの利用ができたので「Al Mourjan Business Lounge / Al Sarfa」で乗り継ぎの時間まで休憩しました。
こちらには軽食やドリンク、シャワー、仮眠室、レストランも利用可能です。
世界一の航空会社はコロナ対策も万全だった!
まだまだ新型コロナウィルスが収まらず、日本は鎖国状態!海外旅行へ行きたい人もいつになったらいけるのか?
飛行機の中は安全なのか?気になっている方もいると思いカタール航空のコロナ対策はどうなっているのか?
搭乗券のキャンセルやバウチャー変更。
コロナがまだ収まらない中で実際に搭乗した時の様子をレポートしました。
コメント