皆さんは洗濯物を部屋干しする際にエアコンの除湿の温度をどのくらいにしたら洗濯物が効率よく乾くか知っていますか?
外出が多かったり、雨が降り続くとどうしても部屋干しする機会が増えますよね。
でも本当にエアコンの除湿の使い方は正しいのでしょうか?
洗濯物を効率よく乾かすのにベストな温度や方法を調べてみました。
洗濯物を乾かす除湿温度は?【除湿(ドライ)機能には2種類ある】
部屋干しの洗濯物を乾かすのに効率的とよく言われているのが、エアコンの「除湿(ドライ)」機能と扇風機の併用ですよね。
でも一方では「除湿(ドライ)機能より冷房のほうがよく乾く」と聞いたことも有ります。
「冷房」も「除湿(ドライ)」も空気を乾燥させてくれるのに何が違うのか?
冷房運転は温度を下げることを一番に考えた運転モードですが除湿も行われます。
一方、除湿運転は湿度を下げることを一番に考えた運転モードで、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2タイプがあります
1、弱冷房除湿タイプ
「湿度を目標の値まで下げる」ために微弱な冷房運転を続け「冷えた空気をそのまま戻す」タイプです。
部屋の温度が下がりすぎて寒くなる場合が有ります。
2、再熱除湿タイプ
除湿し室温を下げないタイプ。部屋干しに向いているのは室温を保つ再熱除湿の方です。
梅雨時など低温多湿の状態の時は再熱除湿の方が良いという事になるんですよ。
見分け方
日立では、「カラッと除湿」機能がついているエアコンは、「再熱除湿方式」のエアコンです。
「除湿」機能のみのエアコンは、弱冷房方式のエアコンとなります。
これからエアコンを購入する場合
これからエアコンの購入をお考えでしたら、再熱除湿が搭載されているかどうかをお店員に聞けばわかります。
ネットやカタログで調べる場合には、「一般社団法人 日本冷凍空調工業会による室温が下がらない再熱方式」という記載があれば、間違いなく再熱除湿です。
最近のエアコンには室温を下げにくくして除湿するモードが搭載されているエアコンも有りますが、その際には「再熱除湿ではありません。室温の低下があります。」といった記載がされているので、よく確認する必要があります。
使用中のエアコンを調べるには
現在使用しているエアコンが再熱除湿かどうかは、取扱説明書を読んだり、エアコン本体に記載されている型番から調べる他ありません。リモコンに再熱除湿と表示されていることもあります。
ランドリーモードは要注意
最近は「ランドリーモード」や「衣類乾燥モード」などを備えている機種もありますが、
我が家は部屋干しを考えて奮発して部屋干し機能のついた高級な物を買って1回使ったところでエアコン内にカビが繁殖し、その後業者に何度も掃除を依頼しましたが、何故が夏になるとカビ臭い。
洗濯物の臭いを防ぐには
洗濯物を部屋干しする上で一番気になるのは、この臭いですよね。濡れている洗濯物は雑菌が増殖しやすく、この雑菌が臭いのもととなります。
臭いを発生させないためには、早く乾かすことで生乾きのときの不快な臭いを抑えることができます。
2時間程で乾かせば嫌な臭いもカビの繁殖もありません。
洗濯物を乾かす除湿温度は?【再熱除湿方式搭載おすすめエアコン】
これからエアコンの購入をお考えの方に「再熱除湿方式」搭載のエアコンをご紹介します。
1、
富士通ゼネラル nocria ノクリア Dシリーズルームエアコン 主に6畳用
単相 – 100V 平行型 15A
2、
三菱電機 [セット商品] 三菱 エアコン 「霧ヶ峰 Zシリーズ」
単相200V(18畳用)
洗濯物を乾かす除湿温度は?【効率よく乾く干し方】
部屋干しの際干し方はどうしてますか?勿論干し方によっても乾きにくいことが有るので、干し方についてお話ししましょう。
部屋干し用グッズが沢山有るので、活用してください。
ポケットなどの付いたパンツなどはひっくり返した方が早く乾きます。
洗濯物同士の間隔も開け風が通るようにしバスタオル等はタオルハンガーを使うと便利。エアコンにひっかけて使う金属製のエアコンハンガーもおすすめです。
夏:「冷房 」と扇風機の併用
今あるエアコンで、「再熱除湿かどうかわからない」又は場合は「弱冷房方式」だった場合は冷房+扇風機の併用で乾かしましょう。
春・秋:除湿20℃+扇風機の併用
春や秋など冷暖房を使わない時期は、「除湿 20℃ 」と扇風機の併用をするのがおすすめです。
冬:暖房中なら早く乾きます。
冬は「暖房」で室温が上がり早く乾きます。
エアコンに強風やパワフルの設定が出来るようであればパワフルにして短時間で乾燥させれば電気代もかかりませんし、臭いませんよ。
早く乾かすためにも扇風機の風を洗濯物に直接あてるようにして下さいね。
洗濯物を乾かす除湿温度は20℃+扇風機併用を試してみましょう
参考になったところは有ったでしょうか?
最近は再熱除湿機能は電気代が高いとの観点からも、撤退しているところが多いようですが、先ずは一般的に言われている「除湿 20℃+扇風機併用」をやってみるのも良いと思います。
自ずと自分たちの生活パターンに有った方法が見つかるはずです!
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